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芝生保護材(日本限定モデル)

芝生保護材(日本限定モデル)

芝生保護材(日本限定モデル)(Grass Paver / グラスペーバー / 植草格)は、高密度ポリエチレン(HDPE)やポリプロピレン(PP)等の高分子樹脂をハニカム(六角形)やグリッド状に射出成形した立体補強ブロックです。

車両や歩行者による過度な踏圧・輪荷重をプラスチック骨格が受け止めて下層路盤へ分散させ、「芝生の生長点(クラウン・根茎部)」および「土壌の通気孔隙」を保護する緑化舗装資材です。

パラメータ仕様▼

モデル:

H48mm

長さ × 幅:

420mm × 360mm

1平方メートル:

3800g/m²

製造国:

中国

深さ:

35mm

耐紫外線(UV)
PP 78% + HDPE 18%

圧縮・耐荷重性能:

4870 kPa

耐候性:

-40℃~90℃

準拠規格:

ISO 604:2002

メールアドレス :

info@kaikawa.co.jp

電話番号 :

072-242-3708

  • 補強・生育保護メカニズム

【車両タイヤ荷重 (P)】

               ↓↓↓

   ┌───┬───┬───┬───┬───┐  ← プラスチックセル天端(タイヤ直圧を負担)

   │   │ ░ │   │ ░ │   │  ← 芝生生長点・客土(天端から5〜10mm下がり空間)

   └───┴───┴───┴───┴───┘

   ─────────────────────  ← クッション砂層(20〜30mm)

   ═════════════════════  ← 透水不織布シート(細粒分流出・吸出し防止)

   ▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓  ← 砕石路盤層(C-40等:応力を支持地盤へ均等分散)

  • 踏圧・直圧の物理的遮断(生長点保護): 芝生は葉が刈り取られても生長点(茎の根元)が無事であれば再生します。保護材のセル壁がタイヤを直接受け止めるため、植物組織の破断やすり切れを防ぎます。

  • 土壌固結(コンパクション)の防止: タイヤの直圧を受けると土壌の間隙がつぶれて硬化し、酸素・水分が遮断されて根腐れを起こします。セルが土砂を囲い込むことで、土壌内の気孔(空気・水の通り道)を恒久的に維持します。

  • 高緑化率の確保(90%〜95%以上): 従来のコンクリート製緑化ブロック(緑化率30〜50%)に比べ、プラスチックセル壁が薄肉(2〜4mm)に設計されているため、平地全面が芝生で覆われた自然な景観を形成します。

  • 標準施工手順(断面構成と実務ステップ)

1.路床整形・転圧:

掘削面を均一に敷き均し、プレートコンパクターまたはロードローラーで十分に転圧して支持力(所定のCBR値)を確保します。

2.砕石路盤工の施工:

粒度調整砕石(C-40またはRC-40)を敷設・転圧します。

  • 乗用車用駐車場:厚さ 100〜150mm

  • 大型車両・消防活動空地:厚さ 200〜300mm

3.透水シート・クッション砂層の敷設:

砕石層の上に透水性不織布ジオテキスタイル(目付100〜150g/m²)を敷設し、上層の砂が砕石空隙に落ち込むのを防止します。その上に粗砂(山砂等)を20〜30mmの厚さで均一に敷き均します。

4.芝生保護材の敷設・ジョイント連結:

保護材パネルを端部から並べ、側面のジョイント部をカチッとはめ込んで連結します。端部やマンホール周りは電動丸ノコや手鋸で現場切断加工します。

5.客土充填・芝張り:

充填高さの管理が最重要ポイント。

セル内に砂質系培養土(バーク堆肥・パーライト等混合土)を充填し、散水して落ち着かせます。

施工管理基準: 芝生の生長点を保護するため、土砂の天端はプラスチックセルの上端面より5〜10mm下げた状態で仕上げます。

6.初期養生・散水管理:

高麗芝(または種子吹付け)を定着させ、根が路盤まで活着するまでの約3〜4週間は車両の進入を制限し、十分な散水養生を行います。

  • 歴史公園・寺社仏閣・ゴルフ場の「景観配慮型管理カート道」
  • 現場の課題・背景: 自然公園、歴史的庭園、ゴルフコースにおいて、芝刈り機、巡回軽トラック、ゴルフカートが毎日同一ルートを通行することにより、芝生が擦り切れて茶色い土が露出し、美観を著しく損ねていた。

  • 採用された工法・構成:

    • 車両の走行幅(幅2.0〜2.5m)に合わせて、既存の芝生をすき取り後、厚さ38mm〜40mmの保護材を敷設。

    • 景観に調和するグリーン(深緑色)のプラスチック母材を選定。

  • 技術的効果・評価:

    • 芝生の擦り切れ防止: タイヤの摩擦力がセルのプラスチック天端で受け止められ、植物の根茎が直接引き裂かれないため、常時走行するルートでも緑を維持。

    • 簡易施工性: 既存施設を営業しながら、大型重機を入れずに小型バックホウと人力小運搬のみで短期間に施工完了。

  • 高層マンション・複合ビルの「消防活動空地(消防車進入路)」
  • 現場の課題・背景: 消防法に基づき、高層集合住宅の外周には非常時の大型はしご車・はしご付消防ポンプ車(車両総重量 20〜25t級)が進入・作業できる「消防活動空地」の確保が義務付けられている。しかし、普段は住民の憩いの芝生広場・中庭として開放したいという景観上の強い要望があった。

  • 採用された工法・構成:

    • 高耐荷重型(T-25対応 / 耐圧縮強度 250t/m²以上)の厚さ50mm〜70mm仕様を採用。

    • 下層路盤:大型車対応としてRC-40砕石を250〜300mm厚で強固に転圧。

    • 接合部:車両の据え切り(ステアリング操作)によるズレを防ぐため、スナップロック嵌合に加え、専用連結ピンで一体化。

  • 技術的効果・評価:

    • 非常用道路の完全不可視化: 平時は美しい全面芝生広場として機能し、コンクリート打ちの無機質さを排除。

    • アウトリガー・輪荷重への耐性: 年1回の消防訓練時や緊急時に大型消防車が進入しても、地盤沈下やわだち掘れが発生せず、セルの割れ・破損も生じない耐荷重性能を実証。